認知症予防&改善に効く、簡単なデュアルタスクトレーニングとは?
うわの空ブログ管理人の翔です。
今回は認知症対策に効果が高いとされている、「デュアルタスクトレーニング」について書いてみたいと思います。
デュアルタスクトレーニングと聞くと、難しそうな響きですが、決して難しいことではないので、ご安心ください。
私の祖母も80歳の時に、「認知症」という診断を受けているのですが、今回紹介するようなデュアルタスクトレーニングを始めたことで、進行が改善傾向にあるのを身近で見ています。
歳を取って物忘れが激しくなることは、人間である以上、仕方のないことではありますが、若いうちから少しづつでも意識することが大切だと思います。
ではまず、認知症の実態に軽く触れておきましょう。
認知症の実態
厚生労働省の調査によると、65歳以上の認知症患者は約462万人にものぼり、さらに軽度認知症も合わせれば、65歳以上の4人に1人が認知症予備軍とされているようです。
次に予防と改善に効果があるとされる、デュアルタスクとはどういったものなのかを説明していきます。
デュアルタスクとは?
2つの課題を同時に行うことを指しており、二重課題とも言われます。
例えば、車を運転しながら誰かと話したり、テレビを見ながら料理をしたりすることなどが、これに該当すると言えるでしょう。
ようするに、「ながら行動」というやつです。
デュアルタスクの効果
デュアルタスクを行うことで、脳の記憶をつかさどる海馬を刺激しながら、実行機能を持つ前頭葉を鍛えることができると言われています。
これが認知症の予防や改善に効果があるというわけです。
続いて、簡単に行えるデュアルタスクトレーニングの例を、あげてみたいと思います。
デュアルタスクトレーニングの例
①会話をしながら料理をする。
誰かと一緒に料理を作ることで、自然に話しながら作業を行うことができます。家族でもいいので、簡単に実施できる方法です。
②洗濯物をたたみながら、テレビを見る。
1人でトレーニングできるので、1番簡単な方法かもしれません。
③会話をしながら散歩をする。
若い内から予防する場合に、良い方法です。認知症だけでなく、運動不足も解消できます。
あくまでも例なので、これぐらいにしておきます。
正直、どんな組み合わせでも作れるので、自分にあったデュアルタスクを実践してみましょう。特に家事をするときに、意識すればいくらでも作れます。
最後に
今回は認知症予防&改善の方法として、デュアルタスクを紹介しましたが、少し意識をすれば、すぐに実践できるものばかりです。
若いから関係無いではなく、日頃からの意識だけでできるなら、やってみようという感覚で実践して頂ければいいと思います。
私の祖母の場合、すでに認知症と診断されているので、難しいデュアルタスクトレーニングはできませんが、本の音読や、そろばんを使った簡単な計算などをやっているようです。
健康というものは、正面から向き合うと大変ですが、少し意識をするぐらいであれば今からでもできるものばかりです。
健康な体で人生を最大限、楽しみましょう。
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