親知らず抜歯は本当に痛くないのか?私と親知らずの奮闘記②
うわの空ブログ管理人の翔です。
今回は私と親知らずの壮絶な戦い第二弾です。
まだ前回の記事を読んでいない人は下記より確認してください。
⇨私と親知らずの奮闘記①
それでは早速書いていきましょう。
親知らず抜歯は痛いのか?
5年ぶりの歯医者さんから重い足取りで帰宅した私。
予想だにしない診断結果を受けて、行きよりもはるかに気持ちが落ち込んでいる状態です。
家に到着しても、まだ何が起きたのか理解できていません。(決して大げさには書いていませんよ。笑)
そこから少し時間が経ち、徐々に落ち着きを取り戻した私が向かった先は・・・。
パソコンデスク!
そう、親知らずとの戦いが決まってしまった以上、手術当日までに敵の情報を集める必要があるんです。
そして、私が一番最初に調べた検索ワードがこちら↓
「親知らず 抜歯 痛み」
もちろん歯を抜くのは人生初のことなので、「痛み」に対する不安感にかられていました。
検索結果は48万件。(かなり多い)
これだけあればまともな情報もあるだろうと思いながら、3ページ目くらいまで全部チェックしました。
結果としてわかったことは、親知らずの抜歯は痛くないということです。(その時はまだ信用していませんが。笑)
正直どこのページをチェックしても、麻酔の痛みだけであとは何も感じないという意見が大半でした。
それどころか、麻酔の注射すら痛みを感じないという意見もある状態です。
もちろんネット上の情報を見たぐらいで安心はしませんが、当初の気持ちよりは多少楽になりました。
加えて、親知らずの抜歯と一言で言っても3つのタイプがあることもわかりました。
親知らず抜歯のタイプとは?
まず親知らずには生え方に違いがあるそうです。
生え方としては、まっすぐタイプ、斜めタイプ、真横タイプの3つです。
ちなみに生え方によって抜歯をする際の難易度も異なってきます。
難易度順は、まっすぐタイプ<斜めタイプ<真横タイプというように上がっていきます。
私の場合、難易度が中レベルの斜めタイプでした。
この難易度によって、手術時間や術後の腫れ方が大きく変わってくるそうです。
1番簡単なまっすぐタイプなら15分ぐらいの手術で終わり、術後の腫れもほとんど無いと言われています。
逆に斜めタイプや真横タイプの場合、歯茎に埋もれた親知らずを抜くので、手術時間は30分から場合によっては1時間を超えることもあるそうです。
もちろん時間が掛かればそれだけ歯茎に負担がかかる為、術後の腫れも大きくなるというわけです。
ようするに、手術時間=後の腫れ具合となるので、親知らずを抜く場合は腕のいい(経験豊富な)歯医者で行った方がいいということになります。(スピード命)
抜歯が得意な歯医者の選び方
というわけで、次は親知らず抜歯に向いている歯医者さんの選択方法を調べました。
そこでわかったことは、歯医者さんと一言で言っても大きく2種類に分けられるということです。
一般的に歯医者と言うと、街の小さな病院を思い浮かべると思います。
そういった歯医者は「歯科」と呼ばれる歯医者になります。(ほとんどが)
こちらは歯の定期健診や虫歯の治療がメインの歯医者さんです。
それに対してもう一方が「歯科口腔外科」と言われる歯医者です。
歯科口腔外科では前者でできる治療以外に、顎に関する治療やインプラント治療などが可能となっています。
ようするに、歯科よりも歯科口腔外科と言われる歯医者さんの方が難しい治療ができるということです。
もう何が言いたいかわかりますよね?
結論、親知らずの抜歯をするなら、絶対に「歯科口腔外科」と言われる歯医者に行った方がいいです。
できる治療の範囲が違うので、歯科口腔外科の歯医者さんの方が腕利きの先生が多いです。(一般的にね)
歯科口腔外科を選ぶ上での注意点
上記で説明した通り、歯科口腔外科と言われる歯医者さんを選ぶことで術後の腫れを抑えることが出来ますが、その中でも一つだけ注意点があります
それは今回の私のように大きな病院の歯科口腔外科(大学病院など)に行く場合です。
そういった場合、「紹介状」の有無で病院側の対応が大きく変わるということを知っておきましょう。
やはり大学病院のような大きな病院の場合、平日から多くの人が来ます。
そこに紹介状もなく急に押しかけても、対応出来る先生が限られてくるそうです。
しかも、親知らず抜歯のような小手術になると、ほとんどが若手の先生による対応になります。
すなわち紹介状がない場合、せっかく大きな病院の歯科口腔外科に行ってもスキル面や経験値の少ない若手ドクターによる手術になるので、あまり意味がありません。
それを防ぐためにも、まずは近くにある小さな歯医者さんを経由して「紹介状」を手に入れましょう。
もしくは、歯科口腔外科と言われる歯医者の中でも、先生が一人でやっているような小規模な病院を選択するといいかもしれません。(主治医しかいないような所)
親知らず抜歯のような小さな手術でも、手術には変わりないのでベストな選択をしていきましょう。
次に私が気になったのは「術後の痛み」です。
親知らず抜歯は術後の方が辛い?
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親知らず抜歯中の痛みに関しては「ほぼ感じない」という意見が9割を占めていた反面、抜歯後の痛みや辛さに関してはかなりいろんな意見が書かれています。
その中でも特に多かった意見を詳しく見ていきましょう。
親知らず抜歯後の辛いこと
①「術後に麻酔が切れていくと痛みが出てくる。」
②「縫った所や腫れが気になって食事ができない。」
③「血が止まらなくて眠れない。」
④「抜歯後に出来た穴が気になる。」
⑤「ドライソケットという症状」
ここでは親知らず抜歯後の辛いことの中でも、特に意見が多かった項目をピックアップしてみました。
当然、辛いことをただ紹介しても意味がないので、各々の対策についても調べました。
抜歯後に辛いこと①の対策
これを防ぐ方法としては、術後に出される痛み止めを切らさないことらしいです。
ようするに抜歯が終わってすぐの、まだ麻酔が効いている状態で1回目の痛み止めを飲み、痛み止めの効果が切れる6時間を目安にしっかり飲み継いでいく方法です。
これをしっかり行えば、術後の痛みを最小限に抑えられるそうなので、絶対実践したいと思います。
抜歯後の辛いこと②の対策
これに関しては実際どうしようもないみたいです。泣
強いて対策をあげるとすれば、抜歯の前に好きな物をしっかり食べておくということです。
物によっては2週間ぐらい食べれない可能性があるそうなので、存分に食べておきましょう。
抜歯後に辛いこと③の対策
これの対策はダラダラと垂れ流しにしておくのが正解のようです。
それでも血が止まらない場合は、ガーゼを噛んで止めます。
なので、抜歯当日の夜は大きなタオルを敷いて寝た方がいいでしょう。
逆に絶対にやってはいけないことがあります!
それは血をうがいで洗い流してしまうことです。
これをやってしまうと、治るどころか悪化してしまう場合があるそうなので、絶対にやらないようにしましょう。
抜歯後に辛いこと④の対策
これは親知らずが顔を出していた穴のことです。
術後の痛みがなくなってくると、この穴に食べ物が詰まることが気になるそうです。
この頃になると傷口はほぼ治っているので、強めのうがいで洗い流すようにすればいいみたいです。
ちなみにこの穴は1ヶ月から3ヶ月の時間を掛けて徐々に埋まっていきます。
抜歯後に辛いこと⑤の対策
これは③の対策を間違った時に発生する症状になります。
ようするに、傷を治す働きがある血便(カサブタのような物)が出来ずに、穴が開きっぱなしになってしまう症状です。
激痛が伴うようでなのですごく怖いですが、この症状になるケースはかなり稀らしいので気にしないことにしました。(自分に言い聞かせてます。笑)
少なくとも③の時の対策を間違わなければ、ほぼならない症状なのでそこまで怯える必要はないと言えるでしょう。
親知らず抜歯に関する情報まとめ
ここまで調べるのに丸2日ぐらいの時間がかかりましたが、抜歯を宣告された当初よりはだいぶ気が楽になりました。
もちろんネット上に散財している情報に過ぎないので、これが全て正しいとは思っていません。
とは言え、事前に対策がうてる部分も多いので、抜歯当日に向けて万全の準備を整えたいと思います。
ちなみに途中で省略しましたが、親知らずを抜かないという選択肢もあるにはあるようです。
ただ、それに該当するパターンはまっすぐタイプの極々一部の場合だけなので、ここでは省略させて頂きました。(基本的に親知らずを残すメリットは薄いようです。)
次回はついに、親知らず抜歯当日の話をしていきます。
実際に体験したからこそわかる部分もあると思うので、ぜひ参考になさってください。
それではまた次回。